ハコア なるほど!素敵なストーリーですね。先方に喜んでもらうために考えた工夫などありますか?
アサヒビール ラゲージタグの素材にオーク材を選んだことです。木材の中でも特にオーク材は、ウイスキーを何年も熟成させるための樽材として使用されます。その為、長い年月と歴史を連想しやすく、先方の60周年を記念するにふさわしい素材であると考えました。
ハコア 既存の品揃えにはないオーク材を使用することで、御社だけのオリジナリティーを演出できて良かったです。実際に記念品を受け取られたフランスの皆さまの反応はいかがでしたか?
アサヒビール 多くの方が、そのジャパンクオリティとデザインに感心されていましたよ。ラッピングを解くひとつひとつの工程にサプライズを隠していました。笑
アサヒビール まずは上質な和紙のラッピング。その包みを解くと、箱に箔押しされた60周年のロゴが目に入ってくる。その箱を開けると、フランス語でつづったお祝いのメッセージカード。最後に出てくるラゲージタグには、オーク材が使われている…という流れですね。
ハコア 皆さまオーク材だと気づいてくれるのでしょうか?
アサヒビール ウィスキー愛飲家は、必ず木材の香りを確かめるので大丈夫だと思います。世界共通でオーク材の香りは、ウイスキー愛飲家を笑顔にしてくれるんですよ!オーク材だと認識した時に、私達が込めたメッセージに気づいてくれるはずです。